野石 (のいし)

転石と同じ意味だが、割らずに用いられる自然石。


野石積み (のいしづみ)

野石を積み上げること。自然石積みともいわれている。


野面石 (のづらいし)

野石を大割りにした荒面のままの石のことをいう。


野面積み (のづらづみ)

野石積みで、面を重視して自然石面のよいものを選んで積むこと。


延び (のび)

規定した寸法、サイズより延ばしておくこと。


延べ石 (のべいし)

縁石、布石など一列に長く延ばしてすえる石の別称、呼び名。


延べ壇 (のべだん)

長く延びた切れ目のない敷石のこと。石面は平らなこと。


のみ

たがねのみをいう。石のみとも呼ばれている。


のみ切り (のみぎり)

先の尖ったのみで、石面を平らに近く切り、平行溝を表す仕上げ方法。


のみ筋 (のみすじ)

荒斫りを行うときの方法、やり方。


のみ底 (のみぞこ)

のみ切りの際に残ったの底あと。


のみだて (のみだて)

石の矢割りで、長い石を玄能でたたき割るとき、割り筋にそりながらのみを垂直に立て強くたたくこと。


法 (のり)

垂直からの傾斜の角度を表す言葉をいう。


のろ

セメントと水だけを混合したもののこと。

  • 最終更新:2017-05-18 15:33:36

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